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LPIC受験者向けのアドバイス

最初に

先日、「LPIC-3 Specialty Security」に合格しました。
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そして、合格者の立場から、これから受験しようとしている人に向けて、簡単なアドバイスをします。

なお、「こういう問題が出やすい」といったような、試験対策の記事では無いです。
もっと基本的な事(どうやって受験するの?とか)を、参考までにアドバイスするのが目的の記事です。
(勉強以前の話なんですが、これが意外とわかりづらいんです。)

それから、以下に、私の受験結果を、貼り付けておきます。
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別に自慢したいわけではなくて、この先の記事の内容に説得力を持たせたいだけです。
未受験者が偉そうに能書きをたれてるわけじゃないんだぜ。と言いたいわけです。

LPICって何?

素直に、以下の公式サイトを見てください。 lpi.or.jp

その資格って役に立つの?

正直に言ってわかりません。

ただ、自分の知識と実力を養う、という意味では役に立つかと思います。
Unix/Linuxを日常的に使う人ならば、受験しても損はしないかな。」というのが、私の感想です。

Unix/Linuxユーザならば、勉強中に、
「ああ、俺、こんなことも知らなかったのか。やべーな。」
「これ、詳しく知りたかったんだよな。」
などと、思うことが多々あると思いますよ。

どんな形式の試験なの?

  • 一年通じていつでも受験可能、受験日は自分である程度選択できる。
  • 受験場所は、最寄りのテストセンター(全国に点在する)を選べる。自分が出向いて受験する形。
  • 受験時は、顔写真付きの身分証明書(免許証とか) と 自筆署名付きの身分証明書(クレジットカードとか) が必要。
  • 試験はパソコン上で行います。マウスとキーボードで答えを入力していくスタイルです。
  • 試験時間中に、すでに自分が回答した問題を見なおして、答えを訂正することは可能(当たり前といえば当たり前ですが。)

  • 受験料は、1試験あたり15,000円
    ただし、各level の認定を受けるには、2つの試験で合格する必要がある。
    例えば、LPIC level1の認定を受けるには、101と102の2つの試験に合格する必要がある。

    したがって、各levelで認定を受けるために、実質は、受験料が30,000円必要になると思っておけばよい。
    (料金体系が変更にされたらごめんね)

  • 全60問、800点満点の問題

  • 合格点は500
  • 試験時間は90分、回答終了時、自分の任意のタイミングで試験終了して離席OK。
  • 全60問がすべて、同じ得点なのか、それとも、問題ごとに得点の重み付けがされているか、は不明。
    設問ごとの得点分布は、おそらく未公開。
  • 回答終了と同時に、即座に自分の得点と合否がわかる。

  • 問題の種類は、

    • 択一の選択問題(4~6択くらいだったかな)
    • 択複の選択問題(極端な話、5つの選択肢のうち、5つすべてをチェックして初めて正解。のような問題もある。)
    • 記入問題(linuxのコマンド名を問う問題が多い。)

    問題の分布は、択一問題:50%、択複問題:30%、記入問題:20% 位だった印象。
    (分布は、完全に私の所感なので、あまり当てにしないで。)

  • 試験は、いわゆる暗記物。
    実務バリバリの人でも、試験対策として暗記勉強しないと合格できないかも。
    暗記物なので、勉強方針は結局、「ある程度の量の時間投資をして、ひたすら問題を反復する」につきるかな。

  • 試験の難易度としては、日常的にUnix/Linuxを使ってる人ならば、そんなに苦労はしない印象。
    ズブの素人が受験する場合は、、、よくわかりません。
    プロトコルって何?」ってところからスタートするのは結構キツイような気もします。

おすすめの試験対策は?


その他のアドバイ

  • 事前に、Linuxの利用環境は用意しよう。
    LPICを受験するわけですから。それくらいはやりましょうよ(笑)
    VMware使うなり、VPS使うなり、自分のHDDに直接インストールするなり、お好きにどうぞって感じです。
    手軽さでいったら、断然VMwareがいいでしょうね。

  • LPI Japanのアカウント と ピアソンVUEのアカウント を事前に作っておくこと
    アカウント登録は、以下のリンク先を参照のこと。
    LPIC / OSS-DB Exam My page
    LPI :: ピアソンVUE

    これ大事です。
    受験者は、とにかく最初に2つのアカウントを作ってください。
    特に、ピアソンVUEのアカウントは作っておかないと、試験会場と受験可能日のチェックができないんです。
    勉強以前の問題として、「いつ、どこで、受験できるか?」は、前もっておさえておきたいですよね。

  • ピアソンVUEの受験予約する画面で、どの試験を選べばいいのかわからない人はどうすればいいの?
    これは、ちょっと悩みます。
    同じ試験でも、幾つかバージョンが選択出来る場合があって、しかもそれは受験時期によって変わったりします。
    なので、一概にアドバイスすることができないんで困ります。

    とはいえ、間違えて違う試験を受験予約したとしても、すぐにキャンセルできます。(後述)
    なので、安心して落ち着いて選んでください。

  • 「試験予約をキャンセルして、別日に再受験予約する。」は可能です。
    キャンセル費用はなし。
    さらに、キャンセル回数も制限されてないと思われます。
    少なくとも、私は「キャンセル&再受験予約」を5回くらい繰り返したけど、平気でした。
    ただし、キャンセル可能期間はあるので、その点は注意です。(以下のコピペ参照)

    試験予約のキャンセルをご希望の場合には、 予約した受験日時の24時間前までにオンライン予約ページにてキャンセル手続きを行うか、 受験日の1営業日前までに、ピアソンVUEにご連絡ください。 欠席や、遅刻して受験が認められなかった場合、受験料は返金されません。

  • 不合格になっても、再受験は可能。
    ただし、クールダウン期間が必要。
    二回目の受験は一週間経過後。三回目の受験は一ヶ月経過後。
    だったはず。
    詳しくはLPI Japanの公式サイトでチェックしてください。

  • とにかく、短期間で合格したい人はどうすればいいの?
    一週間位、最低限の勉強をしてから、捨てゲー覚悟で一回受験してみるのが、効率がいいかもしれません。
    うまくいけば儲けもの、ダメなら腰を据えてきっちり勉強。
    ダメだったときは、「再受験の費用と一週間のクールダウン期間」が、ペナルティとして課せられますが、そんなに痛くはないですよね。

    ただし、
    「不勉強な人が、合格ラインギリギリで合格したところで、それは受験する意味があるのか?」
    と問われると、、、回答に困りますね。。。 結局、受験目的をどう位置づけているかによりますかね。

  • 地方在住の人は不利
    なぜかというと、
    「地方は受験できる場所がかなり限られている、そして受験できる日の選択もほぼできない。」
    からです。

    「受験できる場所は、各県の県庁所在地+県内の中都市で1,2箇所」
    「受験できる日は、大体、一ヶ月に1,2回位」
    地方都市に住んでいる人は、これくらいの感覚でいてください。

    逆に東京近郊在住の人は超有利です。
    「池袋、新宿に出向けば、ほぼ毎日いつでも受験可能」
    と言っても、言い過ぎではないでしょう。 池袋、新宿に限らず、受験場所はたくさんありますし。

  • 受験しようとしている試験のバージョンのチェックは大事。
    どの試験も、しょっちゅうバージョンアップして内容が改版されてます。
    なので、
    「自分がどのバージョンの試験を受けるか?」
    「自分の持っている参考書はそのバージョンの試験に対応しているか?」
    は、要チェックです。
    特に、中古本買おうとしている人は要注意。

  • 設問で何を問うているのか、さっぱりわからない問題があるんだけど?どうすればいいの?
    試験を受けてみて、そういう問題は確かにありました。
    体感で、全問題の10%くらいの割合であったような。
    実はこれが一番の敵だったりします。

    「きっちり勉強して理解したし、試験対策もちゃんとやった。でも試験で出てきた問題の題意がつかめない。」
    という悲しい状況ですね。
    大丈夫です。それはあなただけではなく、みんな同じくイミフと思っています。

    いちおう対策としては、
     「問題文を英語に変更すればいいよ(試験中は問題文を、日本語と英語のどちらにも自由に変換できる)」 というアドバイスができるのですが、
    結局のところ、元の英文が意味不明だったりするので、あまり対策になってない気がします。
    私の感触では、「むしろ日本語の翻訳文のほうが、題意を伝えるべく頑張ってんじゃねーの?」という気持ちです。

    Don't think ! Feel.
    最善を尽くしたあなたに幸あれ。